フィナステリドを使う前にチェックするべき
5つのポイント

フィナステリドを使う前にチェックするべき5つのポイント

フィナステリドとは?

フィナステリド

フィナステリドとは、薄毛対策に効果があるとされている医療用成分です。もともとは前立腺肥大症の治療のために開発された薬でしたが、投与された患者に薄毛の改善が見られました。そこで、薄毛治療薬としても開発が進められたのです。1998年にフィナステリドを配合した医薬品プロペシアが万有製薬(現MSD)から発売され、日本では厚生労働省の認可のもと2005年から正式に発売されています。

フィナステリド配合薬は、内服薬です。1日に1度服用することで薄毛を改善する働きがあるとされています。ここでいう薄毛とは男性型脱毛症(以下AGA)のことです。円形脱毛症や薬の副作用での脱毛には効果がなく、男性ホルモンに関係するため基本的に女性には処方されません。

フィナステリドの5つのポイント

  • 1.フィナステリドでできる薄毛対策

    フィナステリドには、脱毛に至るヘアサイクルを改善することによって薄毛を改善する効果があります。具体的には、男性ホルモンのテストステロンと結びついて、発毛を阻害するジヒドロテストステロン(以下DHT)を作り出してしまう「5aリダクターゼ」という酵素を抑制する働きがあるのです。5aリダクターゼの抑制によりDHTの生成を阻害できれば、髪の成長期が長くなります。成長期に太くコシのある髪が育つようになると、頭皮が透けて見えることがなくなり、薄毛対策になるのです。

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  • 2.フィナステリドとミノキシジルの併用で効果アップ

    フィナステリドは、DHTの生成を阻害することで髪のヘアサイクルを改善します。一方、もう一つ国によって発毛効果が認められているミノキシジルの効果は毛根部分の血管を拡張し、血流を促すことです。血流がよくなると、毛乳頭と毛母細胞に栄養が届きやすくなり、髪の発毛・育毛につながります。このようにメカニズムが異なるため、相互作用によってフィナステリドとミノキシジルは相性が良いです。フィナステリドによって髪の成長期を確保し、ミノキシジルによって発毛を促進することで相乗効果が期待できます。

    ただし、ここで注意したいのは副作用です。フィナステリドには、後述のページに詳しく書きますが、性機能への障害が発生する懸念があります。また、ミノキシジルについては、サイトのテーマから外れるため、簡単に記述しますが、肌への疾患(かゆみ、かぶれなど)、血管拡張作用による動悸、息切れといった症状が件数として報告されており、特に心疾患のあるひとの使用、さらには女性の使用が忌避されています。また、ミノキシジルは塗り薬タイプと錠剤タイプによっても副作用の程度が変わり、両方を試した人の体験によると(引用元リンク)、皮下吸収である塗り薬(リアップX5)ではじわじわと頭皮のかゆみが出てきたのに対して飲み薬であるミノキシジルタブレットは、初めて飲んだ直後から強烈頭痛に襲われた体験が書かれているので、副作用の程度は飲み薬のほうが強いようです。

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  • 3.フィナステリドの副作用

    フィナステリドの服用によって、副作用が出る場合もあります。副作用が報告されているのは全体の2%以下ですが、個人差が大きいため、購入前にきちんとチェックしてください。まず、性欲減退や勃起障害など性機能への影響です。精液の量も減ると言われていますが、基本的に子作りには影響がないとされています。ただし、妊娠期の女性による服用や接触は厳禁です。そのほか、気分の落ち込みやうつ症状、肝機能に影響が出ることもあります。

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  • 4.フィナステリド配合薬の種類

    国内で厚生労働省によって認可されているフィナステリド配合薬は、MSD社による「プロペシア」と、プロペシアのジェネリック製剤である「ファイザー」の2種類だけです。このほか、インドの製薬会社が製造・販売している「フィンペシア」「フィナロ」などがあります。いずれもプロペシアがもとになっており、薬剤成分の組成は同じです。ただし、価格や購入方法には大きな違いがあることを覚えておいてください。

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  • 5.フィナステリドの購入方法

    フィナステリドの購入方法は、大きく分けて二つあります。一つは、国が公式に認めている方法で、皮膚科やAGA治療専門クリニックで処方してもらう方法。もう一つは、個人輸入代行業者を通して、海外のジェネリック製剤を購入する方法です。インターネットを使えば個人輸入も難しくありませんが、悪質な業者などもいるため、慎重に業者を選ぶ必要があります。

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まとめ

フィナステリドは5aリダクターゼを抑えることができるため、AGA(男性型脱毛症)に一定の効果があることが実証されています。ただし、もちろん個人差があり、すべての人に劇的な効果があるとは限りません。また、フィナステリドは一時的に服用してもあまり効果がなく、継続して飲み続ける必要があります。副作用のリスクも一定程度覚悟しなければなりません。どのような成分で、どんな作用があるのかをきちんと理解して購入することが大切です。さらに、認可されているプロペシアなどは決して安価ではなく、購入方法も限られます。薄毛対策を始めたばかりであったり、気軽に取り組みたい場合などは、より手軽に始められる育毛剤を先に試してみるとよいでしょう。

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